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新津新生(にいつ・あらお)
1940年東京神田に生まれる。1964年東京教育大学文学部史学科を卒業し、長野県飯山北高校に赴任。以後上田・伊那弥生ヶ丘・望月・屋代・上田東高校を経て、長野県立歴史館に勤務、2001年3月退職。1992年に上田小県近現代史研究会設立に参加して事務局を担当、2003年信州現代史研究所を設立。
著書『上田小県地方に空襲があった』『朝鮮戦争と長野県民』、共著『望月町誌(近現代編)』『佐久市志(現代編)』『長野県土地改良史』『長野県民の戦後六〇年史』他

信大文理学部のストを報じる信濃毎日新聞(1959年6月26日)

「警官500人を導入して新安保を強行採決」と報道する『南信州』(1960年5月21日)

女子高校生も参加した長野市学生・市民総決起大会(信濃毎日新聞1960年6月20日)

「安保無効」を主張して620万人が抗議
(『総評』1960年6月24日)
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- 青年たちの六〇年安保 〜長野県からみる闘争の足跡〜
- 新津新生著 四六判301ページ 定価1680円(税込) 2010年5月1日発売
- 国会請願数=全国1位、地域共闘数=全国2位、
- 長野県は60年安保の一大拠点だった!
- 安保闘争を支えた地域共闘は全国で約2000、そのうち長野県は約170余を占めて全国2位。国会請願の地方代表は全国1位。その大きな要因は町村における青年団の活躍と、労働組合・農民の提携にあった。
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- 安保闘争は昔話ではない。
- 安保闘争は今も生きて、続いている。負けたわけでもないし、挫折もしていない。
- あれから50年、沖縄返還や基地返還闘争、ベトナム反戦、原潜寄港反対、
- 職場の民主化、地域の民主化、家庭の民主化、人権闘争・自然保護運動など
- 様々な形で続いてきている。
- そして、今は九条の会として脈々と息づいている。
- 安保闘争の時組織された地域共闘は全国で約2000、
- 今、九条の会は7500になろうとしている。
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- その六〇年安保が今また甦ろうとしているのではないか?
- きっかけを与えたのは普天間基地の移転先なし、という現状である。
- 国内に行き先がないということは
- 基地は要らない、ということにつながるし、
- そもそも日米安保そのものが、すでにその存在意義を失っている。
- 無理にテロリズムを仮想敵にして、存在価値があるように装っている。
- マスコミも口裏を合わせて、
- 安保がなくなると大変だ、基地がないと心配だと、騒ぎ立てている。
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- しかし、仮想敵国であった中国やソ連(ロシア)と日米は友好関係に転じているのに
- 未だに安保という名の軍事同盟が残っていることはおかしくないか?
- もう一度、安保の原点に戻って考えてみよう。
- そして、50年前の青年たちは、
- あの時の連帯を思い出して、もう一度平和のために連帯しよう!
- 21世紀の民主主義を地域から創るために元気を出そう!
- そんな思いを込めて本書は書かれた。
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- 執筆にあたり安保闘争の写真をたくさん見た。
- そこには元気に闘うたくさんの青年たちがいた。
- その写真を見て、皆が元気になって欲しい、
- そんな思いが本書のタイトルとなった。
- 安保がなくならない限り、日本の戦後は終わらないのだ。(「はじめに」より)
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- 序章 安保闘争とは何だったのか?
- 東西対立と富国ナショナリズム
- こっそりと誕生した日米安全保障条約
- 警察官の腕づくで改定された新安保条約
- 国民的反対闘争の概略
- 平和を守る闘い
- 民主主義を守り地域や家庭の民主化を進める闘い
- 青年たちの「連帯」はどこへ行ったのか
- 第1章 安保闘争の前奏
- 第一節 安保につながる諸闘争
- (一)原水爆禁止運動(世界では/日本では/長野県では)
- (二)勤務評定反対闘争(全国では/長野県では)
- (三)警職法反対闘争(中央では/長野県では)
- (四)沖縄返還闘争(全国では/長野県では)
- (五)三池闘争(全国では/長野県では)
- (六)母親運動と母親大会(中央では/長野県では)
- 第二節 主力となった青年婦人たち
- (一)総評の青年婦人組織
- (二)長野県内の青年婦人組織
- 浅間山米軍演習地・有明原保安隊演習地化反対運動
- 県青婦協・県評青婦協の結成
- 平和友好祭の開催
- 第三節 連帯を支えた「うたごえ運動」
- (一)日本のうたごえ運動
- (二)長野県のうたごえ・演劇運動
- 青年団とうたごえ
- 「信濃のうたごえ」
- 活発な演劇活動
- 第2章 強行採決前の低迷と高揚
- 第一節 長野県における青婦共闘
- (一)県共闘会議の結成
- 飯山市外様青年団の素早い活動
- 婦人だけのデモ
- (二)県青年婦人共闘会議の結成
- 地区青婦共闘の結成
- 地区共闘を凌駕する青婦共闘
- 第二節 統一行動の混乱低迷期
- (一)第8次から10次までの統一行動
- 国会突入による内部対立
- 停滞の中で奮闘する信大生と青婦共闘
- (二)第11次から14次までの統一行動
- 賛否が分かれた羽田闘争
- 国民会議への不満と地域における学習活動
- 飛躍する青年行動隊
- 農村で活躍する上伊那郡青年団
- 国際婦人デー支援闘争
- 政治だけでは闘えない労働組合の現実
- 運動の中で学習する女子青年団
- 第三節 高揚期の県青婦共闘
- (一)学者・文化人の動き
- (二)巻き返しの第15次統一行動
- 国民総決起週間
- 秩序整然たる国会請願行動
- 授業放棄の信大生と学び続ける青年団
- 安保反対の第31回メーデー
- 第3章 安保闘争が爆発した35日間
- 第一節 強行採決と民主主義の危機
- (一)「黒いジェット機」問題から強行採決まで
- U2機事件
- 強行採決への反応
- (二)県内の第16次統一行動前半
- 青年団が先導した信州新町共闘
- 全国の注目を集める長野県連青
- (三)県内の第16次統一行動後半
- 強行採決に対する県民の怒り
- 最大規模の国会抗議デモ
- 私服潜入への抗議と女性の活動
- 第二節 史上初の「ゼネスト」と青婦共闘・地区共闘
- (一)中央および全国の状況
- 六・四ゼネスト
- 政治ストは違法か
- (二)県内の第17次統一行動
- 活発な地域共闘
- 六・四ストへの映画ロケ隊の参加
- 木島平と飯田下伊那における青年団の活躍
- 県青婦共闘の六・四統一行動
- 農文協の『農村調査「声なき声」を訪ねて』
- 第三節 ハガチー来日と樺美智子の死
- (一)米大統領新聞係秘書ハガチーの来日
- 羽田空港でハガチー一行立往生
- 闘争の疲れと学習不足
- (二)全国・中央の第18次統一行動
- 国会構内乱闘事件と樺美智子の死
- 7社共同宣言と報道機関の変節
- (三)県内の第18次統一行動
- 信大教授・助教授への要請
- 115名を派遣した中高・飯水地区
- 諏訪清陵高校の声明
- 県共闘の署名活動と実力行使
- 篠ノ井駅に流れた労働歌
- 国会での乱闘と信大生逮捕
- 松本美須々ヶ丘高校の決議文
- (四)自然成立への抗議
- 安保闘争最大の中央動員
- 家父長支配との闘い
- 松本深志高校の市中デモ
- 県連青・飯水安保共闘会議の訴え
- 第4章 最後の闘いと総括
- 第一節 六〇年安保最後の闘い
- (一)第19次統一行動
- 「国民抗議の日」と極秘の批准書交換
- 県内の時限スト
- 信大の三学部統一行動
- (二)第20次統一行動
- 全国200万人の抗議
- 県共闘の60万署名行動
- (三)伊那市で開催された第三回長野県母親大会
- 自民党の圧力と伊那の対応
- 「平和の問題」分科会
- (四)第21〜22次統一行動
- 「米軍基地をとりのぞく」大会宣言
- 安保闘争以外への広がり
- 第二節 安保闘争の総括
- (一)総評の総括
- (二)県評の総括
- (三)県青婦共闘の総括
- 第三節 長野県の安保闘争の特徴
- (一)全国でトップレベルの活動状況
- 地域共闘数では全国2位
- 全国1位の国会請願動員数と請願署名数
- 総選挙の結果
- (二)青年団の活躍
- 長野県青年団の活躍
- 北佐久郡望月町連合青年団の総括
- 中野市立ヶ花青年団の活動
- (三)農民組合の活躍
- 農民組合と労農提携
- 佐久酪乳価闘争
- 上伊那・下伊那の農民組合と革新勢力の存在
- 終章 五〇年の時を越えて
- 第一節 安保闘争その後
- (一)上小地区労働組合評議会(上小地区評)の闘争後50年
- 上小地区評時代(1960〜1990年)
- 上小地区評センター時代〜上小地区労組会議時代(1990〜現在まで)
- (二)長野県高校教職員退職者へのアンケートから
- 第二節 私にとって安保闘争は何であったか?
- (一)安保闘争が人生を決めた
- (二)安保闘争が歴史研究の原点となった
- (三)教育と組合活動と研究と
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- おわりに
- 参考文献
- 付表(1)安保闘争略年表
- 付表(2)長野県の地区共闘組織一覧表
- 付表(3)長野県における統一行動
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- 安保闘争と並行して原水禁平和大行進が長野─広島間で行われた(県評センター史料=長野県立歴史館蔵)
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- 1959年11月25日の安保改定阻止・失業貧乏反対大行進(同前)

- 県庁前で開かれた第12次統一行動「安保阻止賃上げ総決起大会」(1960年2月25日、同前)

- 県共闘議長と家族ぐるみの風船デモ(1960年3月19日、同前)

- 三池闘争で三井本社前に抗議デモをかける長野県代表団(1960年4月26日、同前)

- 春闘と安保闘争でストライキを打った川中島バスの女性労働者たち(同前)

- 衆議院面会所前で座り込む長野県の国会請願デモ隊(1960年6月18日、同前)

- 6月18日の中央動員に参加した上伊那郡青年会の青年たち(井口公雄氏提供)
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- 中国行軍
徒歩6500キロ
堀 啓
著 四六判199ページ 定価1500円(税込) 2005年7月末発売
泥沼の日中戦争末期(1944〜1945年)、中国南部から発着する米軍機による日本本土の空襲を防ぎ、あわせて南方の資源を運ぶ鉄道と道路を確保する目的で「大陸打通作戦(湘桂作戦)」が展開された。昼夜を問わず延々と歩き続けた距離は6500キロ。戦闘で毒ガス(赤弾)を使用し、地元民からの略奪は恒常的に行われた。
50万の兵力を動員した太平洋戦争屈指の大作戦であるにもかかわらず、中国南部でのこの戦闘は、何故か戦争史において日の目を見ない。日中の埋もれた歴史と戦争の本質を、初年兵の曇りのない目を通してたどる。
- 堀 啓(ほり・けい)1922年長野県生まれ。1943年9月召集、「中支那派遣軍 迫撃第四大隊第二中隊」に入隊、南京で迫撃砲の軍事訓練を受け翌44年5月から中国南部の補給路を確保する「大陸打通作戦(湘桂作戦)」に参加。46年5月復員。
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- 「戦死者の小指」より
- 道県を過ぎて南に向かって進んでしばらく休憩していると歩兵が来た。
- 「おお、迫(迫撃隊)さんはいいなあー。自分らを見てくれ、一個中隊がこのざまだ」と馴れ馴れしく言う。聞くと我々と共に劉陽城、萍郷城の戦闘をした懐かしい歩兵六八連隊の兵士たちであった。
- 醴陵を敵の大軍が奪い返す攻撃をしたとき、急ぎ救援に戻ったこの中隊は、多大な損害を受けて300名の隊員が7名になっていた。軍曹が中隊長代理である。
- 全員が腰にタバコの空き缶を15個〜20個程付けている。中身は戦友の小指一本のみを焼いた遺骨だと言う。背嚢の中にも多く入れてあるとのことだった。
- 戦死者の小指を取る時と、飯盒炊飯の火で小指を火葬にするときの兵の気持ちは如何ばかりか、想像した途端に自然に涙が出た。「自分らは消耗品だからなあー」と自嘲を残して前進していく後ろ姿は何とも言いようもない、さみしそうな姿であった。
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- 第1章 召されて戦争
- 一枚の赤い紙/帰れぬ覚悟/朝鮮経由の南京入り/教育隊の対抗ビンタ/班内当番/軍隊は泥棒の練習をする所/歯を食いしばれ!/洗濯とシラミ/検閲された手紙/迫撃砲/毒ガス訓練/気合を入れてやる!/南京から漢口・摂口へ/浙カン作戦と常徳作戦
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- 第2章 大陸を打通する
- 湘桂作戦/重苦しい出発/食料の略奪/初年兵の自殺/初めての砲撃/アメリカ空軍の爆撃/皇軍は蝗軍/渡河/ロバのお蔭/大休止/東洋鬼が来た!/牛・豚・鶏の屠殺/トーチカと塹壕/へとへとの追撃/銃撃音と水柱に首すくむ/狂気と動転/下痢のフルチン行軍/山砲一個中隊の全滅/体力の限界と血尿/戦友の遺骨/稲刈り/たまには買物をしたい/ガス弾の返納/苦力/来陽から零陵へ/馬を乗り殺す/戦死者の小指/地下倉庫/回虫退治
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- 第3章 夜行軍の彷徨
- 湖南・広西省の山越え/広西省の精悍な住民/アメリカドル札/柳州城の陥落/アメリカ空軍の底力/西東公路を右往左往/山水画の景色とバナナの花/穴に落ちる/酒のない正月/歩哨勤務とゲリラ/マラリア熱帯熱/土匪と虎/中村隊長との別れ/軍隊の手当
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- 第4章 撤退
南京への撤退/中国軍の追撃/全県に到着/隊長もいろいろ/初年兵の到着/安義への敵中突破/敗戦を知る/蒋介石は大人/南京に到着/堀啓の乳の味がする/野戦郵便貯金/捕虜生活/マラリア班/無念の残留/兵站勤務/兵隊さんは闇商人/占い/復員
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- オラホの憲法9条
板画・森貘郎 B5変型 32ページ(カラー16ページ) 定価1050円(税込) 2005年5月発売
解説・愛敬浩二(名古屋大学大学院法学研究科教授)
未来への非戦の願いを込めて郷愁あふれる14点の板画(版画)と信州の方言(千曲市森地区の「森っことば」)でつづる憲法9条の意訳絵本。改憲論議の焦点となる憲法9条(戦争放棄・戦力不保持)は現状では政治家の「思惑」によって論じられることが多いが、その9条の文言を硬い条文として捉えるのではなく、自分たちの言葉である方言に置き換えて問題を手元に引き寄せようという試み。書名にある「オラホ」は「俺達の方」の意。
憲法学会の新旗手、愛敬浩二(名古屋大学大学院法学研究科教授)による解説「今こそ、憲法9条」では改憲派や経済界の思惑、集団的自衛権行使の目的、9条の効用と可能性などを訴える。


●構成●
憲法前文にかえて(森貘郎)
この国のとりきめ ひとつめ 戦争はやらね 〜6場面〜(森貘郎)
とりきめの ふたつめ 軍隊はいらね つくらね 〜6場面〜(森貘郎)
解説「今こそ、憲法9条」〜改憲派の「思惑」と憲法9条の「可能性」〜(愛敬浩二)
杏の里の憲法9条 〜あとがきにかえて〜(森貘郎)
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- 子どもの世界
竹前健治著 B6判160ページ 1365円(税込) 2006年9月末発売
子どもに学び、喜びを感じられる子育てとは──。
- 一人ひとりの子どもを育て上げることが大変な時代を迎えています。最近の子育てに対する親の意識は、負担感や重圧感といったマイナスイメージが強くなっていますが、子育てを受け身的な考えからより積極的な考え方に変えるにはどうしたらいいのでしょうか。
- そのカギは「子どもの世界」にあります。遊びやファンタジーなどによって子どもは美しさ、無邪気さ、柔らかさ、弱さといったものを体現します。大人はそこから新鮮で独創的な思考を学び、自分自身も喜びを感じたり、鍛えられるのです。「子どもの世界」によって大人が変われば、子どもは伸び伸びと活動し、個性を発揮し自己実現しやすい社会になるでしょう。
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- 竹前健治(たけまえ・けんじ)
- 昭和18年長野県須坂市生まれ。茨城大学文理学部(心理学専攻)卒業。長野県職員(児童相談所ほか)を経て現職。現在、松本短期大学講師、長野社会福祉専門学校非常勤講師、人権擁護委員。書家・竹前磧齋(日本書道美術院一般部審査員)。著書『子どもの叫びが聞こえますか』(川辺書林
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- 序章 子ども社会と大人社会
- 第1章 子どもが育つ環境
- 養育力の低下/親子の関係/子どもの人権/人権思想を高めた先人たち──ルソー、ペスタロッチ、コルチャック、フレーベル/幼児期のしつけと情操/児童虐待の防止/子どもを理解する/愛情と思いやり/人を信じる/ゆとり教育と生きる力/登校を考える/道徳教育
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- 第2章 子ども歳時記
- 新しい学年/花祭り/子どもの日/花火/お墓参り/運動会/自然の恵みと脅威/年の瀬/初夢/大寒/雛祭り/別れと出会い
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- 第3章 遊びの世界
- 遊び仲間と空間/祭り/ごっこ遊び/魚釣り/水遊び/雪合戦/遊びの今昔/自然に触れ合う/創造と治癒/音を楽しむ /スポーツに親しむ/ファンタジー
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- 第4章 発達と人格形成
- 乳児のスキンシップ/言葉の発達/個性の尊重/感情と情緒/自立と反抗/コミュニケーション/動機と好奇心/障害児保育/分けあうこと/礼儀を学ぶ/親友/自己責任/他山の石/性意識/子どもの手伝い/子どもが大人になる時期/習い性となる/絵本を見る/鬼の世界/読書の習慣
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- 第5章 子どもの未来
ノーマライゼーション/急がば回れ/見えないものもあるんだ/命の大切さ/生きる力/天才と努力/自己実現/戦争と平和/世界の子ども
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- 校庭の片隅でバカと叫ぶ 〜子どもを追いつめる無責任教育〜
片山久志著 B6判231ページ 定価1575円(税込) 2004年9月末発売
- 意外なほど表面化しない教育現場の不合理・無理・矛盾、益よりも害が多い教育手法・制度・慣行。
- その犠牲者である子どもたちの内なる叫びや嘆きのサインは親や教師に届かない。
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- 「あとがき」より
- 本書に記したことに、とりわけ目新しいことはない。肝心なことがわからない学校行事予定表、その日暮らしのスライド時間割、常軌を逸した第二部活、あいまいな絶対評価、無意味な提出ノート、わかりにくい教科書と無責任な採択、表に出ない問題教師、週五日制とは名ばかりの姑息な土曜授業……どれひとつとっても教育関係者や児童・生徒、親なら、つね日ごろ、体験し、見聞し、疑問に思われていることばかりのはずである。
- しかし、これまでこの種の問題が表立って論議されることはほとんどなかった。いい加減な絶対評価や不適切な教科書採択を取り上げた書物や報道があっただろうか。学校行事予定表、スライド時間割、提出ノートに対する異議など聞いたこともない。なぜだろう。
- 皆、今の制度ややり方に満足し、納得しているからだろうか。それとも、私が指摘したようなことはいずれも取るに足らない些細なことだからだろうか。
- そんなことはあるまい。
- 本書に詳しく述べたように、現行の教育手法や制度、慣行の多くは、子どもたちはもちろん、親や当の先生にも、大変な精神的負担と労力をしいている。それで教育の足しになるならまだよいが、益より害の方が目立つ場合が多い。子ども、親、先生の三者から三様に自由と時間、プライド、人としての尊厳を奪い、価値観を狂わせ、無用なストレスを蓄積させるだけの教育手法や制度は、即刻、改めるか廃止すべきである。
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- ●かたやま・ひさし●
- 1945年、長野県須坂市生まれ。埼玉・長野で小中高生対象の学習教室を通算20余年主宰。「見えない学力を育てる指導」で英才を育てる一方、大勢の子どもたちを成績不振、不登校から脱出させる。現在、家庭教師、各種自然活動インストラクター、日本語教育研究所客員研究員。著書『序説
埼玉の逆襲』(まつやま書房)
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- 第1章 失われる数量感覚と判断力
- 自分の身長・体重がわからない
- つり計算は自動販売機がしてくれる
- 100の次は?
- 小学四年は算数の鬼門?
- 西も東もわからない
- 数量感覚が身につかないわけ
- 低下する警戒心と危険予知能力
- 整理整頓がまったくできない
- 自分の状況がわかっていない
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- 第2章 時間に追われる子どもたち
- 眠りたい、休みたい
- 二つの学力低下論
- 先生も解けない入試問題
- 普通の子の涙ぐましい努力
- やり過ぎの部活
- 金で学力を買う時代
- のびる学校滞在時間
- 子どもが得たもの、失ったもの
- 第3章 先生の受難と生徒の迷惑
- 会議や報告書で先生はヘトヘト
- 非行や授業に戦々恐々
- 多忙とストレスのあまり
- 先生の暴言の原点「呼びすて」
- 問題教師は氷山の一角
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- 第4章 学校の摩訶不思議
- スライド時間割でその日ぐらし
- 指示待ち人間養成プログラム
- 奇怪な学校行事予定表
- 差別まがい
- 教科書は吟味されているか
- 破綻した学校週五日制
- 壮大な無駄? 小学校の英語学習
- まやかしの絶対評価
- 無意味な提出ノート
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- 第5章 「生きる力」をはぐくむために
- 子どもに時間を返そう
- 子どもへの規制緩和
- 劣悪な環境の改善を
- 高品質な授業を
- 教科書の充実を
- 市民参加の学校運営
- 「生きる力」の切り札――総合学習
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- 終章 少年問題と大人の無責任
- 加害者も被害者
- 実態を知らない無責任な政治家
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品切れ
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- 13歳の関東軍兵士
- 山岸重治著 B6判 372p 2000円(税込) 1997年11月初刷
- 第二次大戦の暗部「少年兵」の存在が明らかに
1 陸軍燃料廠関東軍満州第238部隊
- 陸軍燃料廠/開戦前夜日本の航空燃料の実情/四平工廠の合成技術/満州移住/陸軍燃料廠技養生徒隊/内務班教育/上官に敬礼/不寝番/所持品検査/朝鮮人の戦友/虱の発生と外出の思い出/メエーメエー仔山羊の歌/研究室へ配属/外泊許可/節水強化違反で処罰/積立金紛失/陣中慰問と村上の怪我/ボロをまとった生徒隊/後輩と学徒の入隊/ラブレター事件/盗難事件/物々交換で空腹を満たす/人肉事件/戦局切迫・米軍の沖縄占領/満州空襲/原爆投下・ソ連軍の侵攻/関東軍兵士に任命/終戦の詔勅下る/敗戦直後/武装解除/ソ連軍進駐/抑留始まる/前島の運命/貴金属類の行方/身辺雑記/高林兄弟/少年特務/関東軍所属の少年達
- 2 満州第19部隊貨物廠収容所
- 脱走者の身代わりに収容所行きの指示/ソ連軍の収容所へ/脱走の罪で銃殺の宣告/重労働作業始まる/兵舎の夜/脱走者と交代の真相/イワノフとの出会い/外部作業/山羊の乳/義勇隊員との別れ/夜盗の侵入/過労の影響/死体埋め作業/中原はやくざだった/山羊毛との再会/食べ物の話題/ソ連兵の側面/監視兵と射撃を競う/目前の射殺/シベリア行きの指示出る/監視兵との別れ/イワノフとの別れ/解放され東門街へ戻る/トラックが来ない
- 3 遼北省立油化工廠
- 東門街の生活/燃料調達と商売/燃料生産再開/家族と再会/幻滅の郭家店/遼北省立油化工廠/汽車股(自動車係)へ配属/内戦の予感/八路軍の包囲網強まる/ペストの流行/八路軍侵攻/八路軍の中で/八路の少年兵/中央軍迎撃の準備/八路軍へ入隊勧誘/中央軍の反撃/隣家と連絡口をつける/争奪戦の背後で/森永さんの死と使役射殺/八路兵の侵入/人民裁判/従軍看護の割当/狙撃兵の勧誘/八路軍入隊の挫折/八路軍の撤退と中央軍の進駐/春到来/中央軍の進駐堀内さんの悲劇/八路軍撤退後の状況/父の負傷/少年時代回顧(1)/少年時代回顧(2)
- 4 黄土の地よさようなら
居留民会の連絡係/初めてのアイスクリームと間宮との再会/引揚げ前夜/技術残留の要請/技術残留/引揚げ開始/公文書紛失/軍隊との絶縁/引揚げ行/満州収容所/所持金紛失に気づく/残留者が来ている?/技術残留の挫折/最後の引揚げ列車/引揚げ船/佐世保上陸/マーリンケソルダート故郷へ

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子どもの叫びが聞こえますか
- 竹前健治著 B6判223ページ 1470円(税込) 2002年10月初版
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- 急増する児童虐待、家庭内暴力、いじめ、不登校、引きこもり、そして親の育児不安…。複雑化・多様化する子育て問題に解決の糸口が見えないのは、子どものメッセージ・叫びが大人に正しく受けとめられていないからではないか…。
- 児童相談所に24年勤務する著者が、既存の育児書のように卑近な対処法にとどまるのではなく、多くの相談経験をもとに子どもの感情、子どもの世界に焦点を当て、個々の可能性を引き出す方向で子育ての悩みに答えます。Q&Aと情操教育関連の内容充実。
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- ●著者略歴●昭和18年生まれ。長野県職員。児童相談所(通算24年)、身体障害者リハビリテーションセンター(10年)、佐久児童相談所次長を経て現在短大講師。長野県保母試験委員、就学指導委員会委員、長野県学校不適応検討委員会委員等を歴任。
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- 1
子どもからのメッセージ
- 現代子ども事情/閉じこもる子どもたち/不登校は社会現象か/突然の不登校/児童虐待の増加/虐待関連の相談事例
/父親の暴力から逃げてきた母子/一本の木による訴え/家に帰りたくない/母親を恐れる乳児/意見表明権と子ども/いじめの構造/家庭内暴力/キレる若者/にくめない乱暴な男児/自閉症児からのメッセージ/場面緘黙児の言いたいこと/虐待・いじめの相談窓口
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- 2 親と子
- 親と子のむすびつき/いたいけな犠牲者/養育者の「生活の質」/本当のことを言えない子/居間と子ども部屋/全力で求めてくる子ども/子育てのエネルギー/児童相談所の使い方/学校と対立している父親/我が子が憎らしい/アダルトチルドレン/自信のなさと過保護/里親制度の現状/特別養子縁組/障害受容/人生塞翁が馬/養護老人ホーム実習体験
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- 3 子ども相談Q&A
- ●乳児編
- 未婚で出産、今後のことが心配/ダウン症の子の療育を教えて/六カ月の子どもを一時的に預ける場所は?/母親への後追いがひどい
- ●幼児編
- 二歳の子どもをすぐ叩いてしまう/反抗的で乱暴な子に困る/思いやりの気持ちが欠けている/三歳でいまだに赤ちゃん言葉/他の子どもと遊べない/極端な偏食に悩んでいます/突然の寝ぼけが心配/ドモリが心配/うそをどのように聞いてあげればいいのか/指しゃぶり、オナニーが心配/自分からトイレに行かせる方法は?
- ●小学生編
- 過度のきれい好きが心配/学校を休んでいる娘を児童相談所に行かせようかと/学習成績が悪くIQが低い?/万引きした娘にどう接したらいいのか/学習意欲がなくて困っています/友達にデブと言われ学校へ行きたくありません
- ●中学生編
- 登校拒否にどう対処したらいいか/一人息子が性に関心をもち始めた
- ●その他
- 養子を迎えようかと夫と相談しています
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- 4 子どもの成長
- おしっこが近い/癖と個性/好奇心をくすぐる/心の教育/情操教育の環境/喜びに満ちあふれた瞬間/自己決定ということ/自己愛/幼児の思考/人を見たらオオカミと…/善悪の判断/反抗と自立
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- 5 遊びの空間
- 遊びの風景/遊ぶ時間がない/遊び仲間/遊びの教室デビュー/ごっこ遊びの効果
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- 6 子どもの世界
- 絵本を読む/物語の影響力/シーラという子/金子みすゞの世界/ファンタジーの世界/ファンタジーと柔軟性/子どもの夢/子どもの未来
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- 7 子ども歳時記
- 一富士二鷹三なすび/成人の日/節分と鬼/子どもは風の子/ひな祭り/新しい学年/こいのぼり/こどもの日/盆踊り/台風/焼き芋/七五三/卒業式
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